存在。

2001年9月28日
あなたは今、どこにいますか。
あなたは今、何をしていますか。
あなたは今、何を考えていますか。

存在が、消えない。

あなたの存在を
あたしの心から消すことはできない。

どうしてだろう。
どうしてなんだろう。

もう、先は見えているのに。
前からずっと、わかっていたのに。

あなたがあたしを特別には想えないことや、
あなたにはとても大切な人がいることや、
あなたが遠くへ行ってしまうことや、
あなたとあたしのこの沈黙の状態が
何を意味するのかさえ。
あたしはわかっているのに。

あなたの存在はあたしの胸を締め付ける。

だけど、
それが恋なんでしょ?
それが人を好きになるってことでしょ?

幸せなだけが、「恋」じゃない。
幸せなだけが、「好き」じゃない。

心。
それは自分の力や努力ではどうにもならないもの。

だから、あたしは辛い。
だから、あたしは苦しむ。
だから、あたしは涙を流す。

あなたの存在はいつまで続くの?
そして、
それがあたしにどんな結果をもたらすの?

でもわかっていることだってある。
今どれだけ辛くても苦しくても、
今どれほど心をかきむしりたくなっても、
あなたに出逢えて良かったと思う。

あたしに耐えられる痛みならば、
あたしはすべて受けとめよう。

あなたに出逢えないよりは、
ずっとずっとマシだって思うよ。




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