物事の「終わり」についての概念。

『Sweet November』
と言う映画を2週間くらい前に観ました。

今、公開されている映画で
友達が観たいと言っていたので
一緒に観に行ってきました。


ラブストーリー。

映画館で観なくとも、
ビデオやテレビで観ればいい映画だな・・。
と思ったものの、
ラストが良かったから印象に残っています。

良かったと言うのか、
あたし好みの終わり方の映画でした。


それは、物事の「終わり」についての概念。

たとえば。
苦難に苦難を重ねてやっと結ばれた愛。
それは素晴らしいし、メデタイ。

だけど。
苦労に苦労を重ねても実を結ばなかった愛。
あたしはそれだって、
本当に素晴らしいと思う。

ひとつの物語が終わるってことは、
それが自分のなかで永遠になるってこと。
そしてそれは人の心を豊かにし続ける
枯れることのない泉となる・・・。
だから、美しいとあたしは思う。

それ以下でも、
それ以上でもない思い出。

あたしはそれを美しいと思う。

だから、
アンハッピーな結末があたしは好きだ。
もちろん、
ハッピーエンドを期待したいけどね。

自分自身のことも含めてすべて。

大切な人たちが、
幸せな結末を迎えられますように。

大切な人たちが、
幸せな結末を迎えるための道を歩んで行きますように。


……。

あたしの想いが、
大切な人たちへ届きますように。