「俺は中途半端な気持ちで
 人とつきあったりはしない。
 相手を好きになれるという
 何か、確証のようなものがなければ、
 つきあわない。」


あたしの大切な友達の言葉。

そう。
好きになれなければ、
遅かれ早かれ別れを迎えることになる。


時間がたてばたつほど、
本当のことを言いにくくなって。

時間がたてばたつほど、
相手の心の傷は深くなる。


彼は、
あたしの今の状況をしらないけど。

的を獲ていて。
筋が通った意見で。
重みのある言葉だった。


もうこれ以上。
この状況を続けたとしても、
きっとなにも変わらないでしょう。

時には。
人を傷つける選択もしなければならない。

人を傷つけることを、
正当化するつもりなんてまったくないけど。

それでも。
どうにもならないことだってあるんだ。


人を傷つけず。
人を幸せにし。
自分自身も幸せで満たされている・・・。

それはきっと、理想。

現実は。
きっともっと厳しくて。
キレイ事ばかり言ってはいられないんだね。


そう。
きっと誰もが
人を傷つけたくて傷つけているわけじゃない。

嫌だけど。
そんなことしたくないけど。
人を傷つけてしまうような人間でいたくないけど。

人を傷つけるという選択をしなければならないときがある。

ねぇ、そうでしょ?


その場の幸せを取り繕うことが
「思いやり」じゃないよね?

それはきっと。
自己満足なんだと思う。

そうじゃなくて。

その場で相手を傷つけたとしても。
それを選択しなければならないとしたら。
それが必要であるならば。
たとえ他人から非難されようとも、
そうすることがきっと「思いやり」なんじゃないかな。
それをできる人が「思いやり」のある人なんじゃないかな。


その場限りの幸せに惑わされることなく
相手のことを考えて、そして行動できる人。

「思いやり」のある人って、
そういう人だとあたしは思う。


あたしは。
「思いやり」の心を忘れたくない。

「思いやり」の心を持って生きていきたい。


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