グアムに行ってきました。

そこには
とてもたくさんの日本人がいて、
彼らは
そこがまるで自分達の国であるかのように
振舞っていました。

あたしもその大勢のひとりだってことが
とても恥ずかしくて
とても悲しかった。

現地の人は
日本語を流暢に話しながら
日本人に愛想を振りまきながら
冷めた目であたしたちを見ているだろう。


旅行は楽しかったけど。
素敵な思い出もたくさんできたけど。

今は。
とても空虚な気分。


海外で。
きれいに着飾って。
ブランドものを身に付けて。
買い物袋を手にいっぱい下げて。
・・・・・・。

その存在は明らかに浮いている。
だけど誰もそのことに気がついていない。


きっと。
現地の人たちは
そんな存在を羨ましいなんて思わないだろう。

ただ。
冷めた目で見ているだけだろう。


なにが大切なのか。

なにを大切にすればいいのか。

恵まれすぎて、
忘れてしまっているの?

それとも。
恵まれすぎて、
考えたこともないの?


物質的な豊かさが
心の豊かさを犠牲にしているとしたら。

あたしはそんな豊かさなんてイラナイ。


あたしが守りたいもの。

それは心の豊かさ。


気づいて欲しい。

心の豊かさなしに生きてはいけないことを。

それは。
お金で買えるものなんかではないことを。



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