「想い」

2004年1月5日
「想い」は伝えようとしなければ、
伝わらないと言う。

確かに。
どれだけあの人を想っても。
どれだけあの人の幸せを想っても。
それは、
直接的に伝わるはずもないね。

わかってる・・・


新年。
あたしたちは、
新たな気持ちと期待を胸に初詣に行く。
そして。
両手を合わせ、お願い事をするんだ。

ふと、思う。

「願い事」だって
かなえようとしなければ、かなわない。


だけどそれじゃあ、
「想うこと」や「願うこと」は、無駄なの?
と、一瞬不安になるけど。

あたしはね、そうは思わないんだ。

だって。
「想うこと」で幸せになれるから。
「願うこと」で前向きになれるから。

無駄なわけ、ない。


きっと全然、伝わってない。
あたしの想いは、伝わってない。

伝えようとしなかったのは、あたし自身だから。

彼に対する甘え。
自分自身に対する甘え。

あたしは今も昔も変わらず、臆病者。


だけどね。
伝えることがすべてじゃない。

伝えることが困難な今の状況だから、
あたしはそんなふうに思うのかもしれない。

それでも。
伝えられなかったけど。
あたしには「想い」があったんだ。

いっぱい、いっぱい。
大切な人に対する「想い」があったんだ。

そしてそれはきっと
あたしの心を豊かにしてくれてるから。

だから。
これからも大切にしたいと思うんだ。


「想い」を伝えることって、きっと大切。

心を豊かにしてくれるような、「想い」は。
きっともっと価値がある。

理想は。
そんな価値ある「想い」を、伝えられることだけれどね。


サヨナラが、言えない。
サヨナラを、言えなかった。

傷つきたくなくて。
オシマイにしたくなかった。

だから。
今も君からの連絡を待っている。

今も何かを期待している。

そしてあたしは、途方に暮れる。

何をしているんだろう?って。
何がしたいんだろう?って。


君の幸せを願う。

あたしにくれた、
あの頃の幸せのお礼を。
あたしはまだしていないのに。

「ありがとう」さえ、言えなかった。


だけど本当は気付いてる。

胸がこんなに苦しいのは。
君と並んで歩くことができなくなったからじゃない。
あの頃の幸せが、
今ここにはもうないからじゃない。

つまらない、あたし自身のプライド。

「今でも好き」
と言えない、
あたし自身のプライドが
この胸の痛みの原因なんだってこと。

…本当は気付いているのに。


☆ Happy Merry Chirstmas ☆


聖なる夜、
あたしは願い事をしました。

あたしの願い事はいつも抽象的だから、
叶ったのかどうかよくわからないけど。

それでもきっと願いは叶うと信じてる。


あたしはいつも、幸せを願います。

自分自身の幸せと、
大切な人の幸せを願います。


だけど、いつも。
難しいなぁって思います。

幸せってなんだろうって。

同じ「幸せ」でも、
幸せのカタチはきっと
生きている人の数ほどあるんだろうなぁって思います。


ねぇ、もしかしたら。
幸せって「青い鳥」なのかも知れないね。


だけどね。
あたしは信じているんだ。

「幸せ」って
幸せがそこにあることに気付くことだって。
幸せがそこにあることに気付く心を持つことだって。


この季節に。

2003年12月21日
季節がいつの間にか移り変わって、
君との距離も遠くなった。


夏の前の梅雨時に出逢ったね。
君と出逢った日は雨だった。


夏の夜に遊んだね。

にぎやかだった花火大会。

海辺での花火。

テラスのあるBarで
夏の夜風に吹かれながらお酒を飲んだ。

駐車場でバスケをしたね。

アイスクリームを買って歩いた道。


いつの間にか。
嫌いなはずの夏を、好きになってた。


気がつけば。
こんなに寒い季節になっていました。

そしてあたしは、やっぱり孤独の中にいる。


クリスマスのイルミネーションに感動して。

大切な友達とおいしいご飯を食べに行って。

気の置けない友達と夜遅くまで
トランプに夢中になって。

暖かいふとんと心落ち着く匂いに癒されて。

平穏で幸せな毎日と感じられるのに。


孤独の中から抜け出せないのは、
なぜなんだろう。


この季節に。
夏を恋しいと思うのは。

冷たい寒さのせいだけじゃ、ないんだよね。


2003年11月24日
もう、過去なんだよ。

サヨナラなんだよ。

もう、会わないでおこうね。


あたしは今を生きているから。

あたしがほしいのは、今だから。

バイバイ。


こんなふうに強く言えるのは。

こんなふうに冷たくできるのは。

今も変わらず、好きだから。


忘れない・・・

2003年10月26日
学生時代のバイト仲間が、
亡くなりました。
自殺でした。

夜中の突然の電話。
彼の実家での御通夜。
眠っているようにしか見えなかった。


なぜ、死を選んだのか。


彼の死を胸に、
あたしは彼のぶんまで
一生懸命生きていこうと誓う。

彼のお姉さんの言葉。
「みなさんは、それぞれの分野で
ご活躍ください。」

残された私たちにできるこそは、
そう、きっと
彼の死を決して無駄にはしないこと。


あたしの声は届きますか。

あたしは、あなたを忘れない。

あなたはきっとみんなの心の中で
生き続けてる。

どうか、安らかに眠ってください。


過去を思うと。

2003年10月21日
うまくいってると思ってた。

だけど、
ボタンを掛け違えていたことに
やっと気がついたんだ。

そして、
もう一度掛け直そうとしたけど
元には戻らなかった。

・・・。
ハジメから、
あたしの勘違いだったの?


過去を思うと、涙がでる。

心が過去に引きづられて。

あたしの心は今。
現実よりも、
過去を求めている。


どこへも行けない。

どこへも行きたいくない。

未来が恐い。


今夜もまた、
泣き疲れて眠るんだろうか。


不安な気持ちがここにある。
だけど、
信じていたい。

彼のことを。
そして、自分自身の想いを。


ある雑誌で読んだ、
外国人アーティストの記事。

ずっと誰かに愛されたいと思ってた。
自分のことを愛してほしいと思ってた。
だけど、気づいたんだって。
自分のことを愛してないければ、
誰も自分を愛してはくれないって。

なんどか聞いたことのある言葉だった。
だけど。
それを今日まで、
本当の意味で理解することはなかったんだ。


あたしは今、その言葉をこう理解している。

自分のことを本当に理解してくれる人といると、
きっと自分の考えに自信を持てるようになる。
自分に自信を持てるようになると、
自分のことをもっと好きになれると思うんだ。
それがつまり、自分を愛すると言うこと。

あたしはこれまでたくさんの人と接してきて、
なんとなく、気がついている。
本当にあたしのことを理解してくれる人は
本当に限られた人たちだけだと。

きっとその人と一緒にいられたら、
あたしは自分のことを今よりも愛せるでしょう。


そしてあたしは不安になる。
不安と、孤独。

いつかあたしを、
この不安と孤独から
救いあげてくれる人が現れるのかな。


彼がそうであればいいのに、と願う。

誰がその人だと、信じたい。


本当は
強がっているだけで。
本当は
ヨワムシだから。

辛いこと?
苦しいこと?

・・・たくさん、あるよ。


たくさんあるけど。

まだ、がんばれるよ。


幸せの絶頂が
永遠に続くことはないように。

苦しみの谷だって
永遠に続くことはないんだって。


集中してると思う。
大切な人と過ごす時間。

あたしの心はそこに、ある。

だから、
心が動くんだ。

それは
感動だったり、
不安だったり、
喜びだったり、
驚きだったり、
悲しみだったり。


あたしには
きっとずっと、
それらが必要だった。

水を与えないプランターの土が、
どんどんやわらかさを失って
凝り固まっていくように。

あたしの心は
動かなかったんだ。
動けなくなっていたんだ。


どうして、
出逢えたんだろう?

理由なんて、ないのかな。


大げさかもしれないけど。
つくった笑顔しかみせられなくなってた。
愛想笑いばかりしていた。
そんな毎日でした。

今もそれは続いているけど。
そしてこれからも続いていくだろうけど。

大切な人の前では。
素顔のあたしでいたいと思う。

そう思えることが、希望です。

大切な人と過ごす時の中に、
あたしの心があることが、希望です。


荒れたプランターにやってきた
ひとつぶの種。

あたしはせっせと水をやり、
そしてその成長を見守っています。

伝わる、想い。

2003年8月31日
彼は。
優しさを知っているのだと思う。
思いやりが何なのかを知っているのだと思う。

だから。
あたたかい。
彼は、とても
あたたかいんだ。


不安がないと言ったら、それは嘘で。
本当は「保証」を求めてる。
この先も一緒にいられるって言う保証。
あたしのことを好きだって言う保証。
大切だと思ってくれてるって言う保証。

だけど。
そんな保証なんてどこにもなくて。
だからせめても、と
「言葉」を保証書代わりにする。

でもね、
あたしは保証書代わりの言葉はいらない。


向き合うことを恐れなければ、
ちゃんとわかるよ。
大切な人が、
自分のことをどう思ってるかってこと。

大切な人が自分のことをどう思っているのか、
それがどんな答えであれ
受け止められて、
認められる勇気があれば。
言葉がなくても、きっとわかるよ。


だけど、
間違えちゃいけないのは。
想いは伝えようとしなければ、
伝わらないと言うこと。

想いを伝える手段はたくさんあって。

 言葉
 文字
 表情
 しぐさ
 ・・・

だけど大切なのは手段じゃなくて、
伝えようとする、意思。
伝えようとしなければ、伝わらないものだから。


あたしは、
彼の優しさを感じることができる。
言葉だけじゃない、あたたかさを感じる。

伝わる、想い。

ねぇ、
あたしの想いは、届いていますか?
あたしの想いは、伝わっていますか?


信頼できる人がいます。
尊敬しています。
温かい想いをあたしの心に抱かせてくれる
彼にとても感謝しています。


不思議。

会えない時間が続いても。
次にいつ会えるのかわからなくても。
あたしの心は落ち着いているんだ。

マイペースな人。
本当はあまり好きじゃなかった。
だって、
マイペースな人には
振り回されると思っていたから。

だけど、違う。
とてもストレート。
連絡をしたいと思ったから、
あたしに連絡をくれるんでしょう?

ストレートに伝わる、彼のキモチ。

その素直さが、
あたしは少し羨ましいんだ。

相手がどう感じるかより、
自分がどう感じているかを伝えられる
素直さ。


彼の感覚で、
彼のメッセージを感じることができたら。
あたしは今よりももっと
彼を信じられるような気がします。

それはきっと
とても幸せなことだと思います。


本当にほしいのは
言葉じゃないって思いながら、
言葉をほしがる、矛盾。

だけど。
不安になるのは、もうやめよう。

信じていたい。


* * * * * * * * * *
お誕生日、おめでとう☆
* * * * * * * * * *

大切な人の大切な日を
一緒にお祝いできたことが、
あたしはとてもとても幸せでした。

来年の今日も、
再来年の今日もその翌年も・・・。
どんなカタチであれ、
お誕生日おめでとうと言えたらいいな。


不安な気持ちがないと言ったら嘘だけど。
不安を抱えていたって仕方ないって、思うんだ。

聞きたいことがあるなら、聞けばいい。
話したいことがあるなら、話せばいい。

本当はそれくらい単純なのかも知れない。

要するに。
不安な気持ちを抱えるのが問題じゃなくて、
不安だと言えない自分自身が問題なんだろう。

素直になれたらいいのに。

複雑な思いを伝えられる強さが。
あなたの前で素直でいられる強さが、
ほしいです。


どこへ行きたいのか。
どこへ向かっているのか。

あたしは、
きっともう迷わない。


どこへだって行ける気がする。
どこへ向かっていても、大丈夫。

答えを見つけた気がするから。
あたしは、
きっともう迷わないよ。


たどりつく場所がどこかが問題ではなく。
たどりつくまでの道のりで、
なにを感じ、
なにを思い、
なにを見つけるか。
なにに気がつくか。

ねぇ、あたしにとっては
きっとそういうことが大切なの。


またひとつ。
あたしは大切なことに気がつきました。


もしも。

何かひとつの使命をもって
あたしがこの世に生まれたとするなら。

気づくこと。

たったひと言で表現するのは
とても難しいけれど、
きっと、
何かに気づくこと。
そのことに関係しているんじゃないかって思うんだ。


未来がある。

2003年8月8日
出逢いは、宝だと思う。

これまで出逢ってきた人たち。
そして、
これから出逢うだろう人たち。

それは。
あたしにとって
どれほど大きな意味を持つだろう。


4年ぶりに。
純粋な気持ちで、
あたしは人を好きになりました。

寂しさを紛らわすためではなく。
焦って探していたわけではなく。

その人だから、
あたしは好きになりました。


言葉。

言葉は大切。

だけど。
言葉にしなくたって
伝わる想いがあるんだって、
あたしは初めて気がつきました。


出逢って、もうすぐ2ヶ月。

知らないことの方が多いけど。
それは気にならないんだ。

あたしが大切にしたいのは。
彼を信じていられる心なんだ。

だって
過去は変えることができない。
だけど
未来がある。

あたしと彼には未来があるんだ。
それって本当に素敵なこと。

そう思えることに、
とても幸せを感じます。

そして。
そう思える人に出逢えたことに、
とてもとても感謝しています。


臆病だって思う。
ヨワムシだって思う。
自分自身のこと。

きっと人と人は
タイミングと運でつながっているのに。


あたしはどうしても、
自分の想いを素直に表現できないんだ。

恐くて、言えない。
恥ずかしくて、言えない。

・・・それなりの理由はあるとしても。


好きになる人のことは、好きになるし。
好きにならない人のことは、好きにならない。

とてもシンプルなこと。

シンプルだけど、
その答えはわからないから。
カケヒキをする。
計算をする。

本当はそんなことしたくないのに。

・・・
だけど、
そうしてしまうのは。
あたしにとってそれが大切なものだから。

臆病になるのも。
ヨワムシになるのも。
失いたくないからなんだ。

もちろん。
自分自身が傷つきたくないっていう
弱さもあるんだけどね。


自分の弱さに
少し苛立ちながらも。

大切にしたいものをみつけられたことに
喜びを感じます。


単純なこと。

2003年6月14日
何も考えずに
何かをすること。

そんな単純なことが
あたしにとってはとても難しいことでした。


飲み会の席で初めて会った男の子。

初めて行った「クラブ」と言う場所。

耳元で声を張り上げないと
相手に言いたいことが伝わらないから。
あたしはそこで言葉を、
言葉で気持ちを伝えることを放棄した。


踊ることなんてできないって思ってた。

自分の壁を超えられないと思ってた。

これでもかってくらいたくさんの人がいて。
耳と身体の中に入ってくる大音量の音楽で。

混乱。

だけど。
彼の腕の中で
どこか懐かしい場所を感じて。
その時だけでも、
あたし自身の居場所をみつけることができたから。
とてもとても安心していた。

彼のリズムに任せて、
あたしは踊っていたんだ。

あたしは初めて。
何も考えずに
何かをすることができたんだ。


「レゲエ」と言う音楽は
男と女の音楽だって聞いた。

また行こうって言われたら
少し考えてしまうけど。
新鮮な体験でした。

彼に抱かれて踊るなら
それも悪くないかなって思います。

強引に、
手を引かれたら
あたしはその手を振り払えないだろうなって、
思います。


いつも気を張って。
いつも地に足つけて。
かたくなに自分を守っていた気がします。

だけど。
本当はそんなことを望んでいたわけじゃない。

わかってたから。

とても、痛かった。


人生。

2003年6月10日
もしも。
運命を変える力があるとすれば。
それはきっと自分自身の中にあるのだと思う。

その一歩を
踏み出すのか。
踏み出さないのか。
きっと、それだけのこと。

どっちつかずの、人生。


あたしは。
自分自身を好きでいたいと思う。
自分自身を信じていたいと思う。

そう思うのは。
そう願うのは・・・。

その状態にないから、
なのかもしれないと思いました。


自分を愛せず。
誰も愛せず。
自分の殻にとじこもる。

ねぇ、
こんなにも不安な夜は。
いったいどうすればいいんだろう。


愛し合うこと。
それ以外に
人生なんの楽しみがあるっていうの?

そう明言した友人が
本当はとてもうらやましかった。

あたしには、
返す言葉なんて何もなかった。


あたしは
どこへいきたいんだろう?


ほんとうの別れ。

2003年6月1日
出会いと別れが、
あたりまえのように繰り返される日常に。
あたしは少し戸惑いを感じます。

それとも。
あたしがただ、
過去にとらわれすぎなのでしょうか。


タイミングという言葉があります。
出会いがタイミングと関係あるならば、
別れだってきっと同じでしょう。

壊れてしまったものは
もとには戻らない。

時間を取り戻すことは、できない。


だけどね。
あたしはどうしても、
大切だと思える人と出会えたことに
感謝をしたくて。
そして、
そう思う心だけが取り残され、
その人に会うことがなくなったとしても。
あたしはそれを決して無駄にはしたくない。

出会えたことも。
あたしの心も。
いっしょにすごした時間も。
・・・すべて。


だから、あたしは思うんだ。

会えなくなることや、
連絡を取らなくなることが
別れじゃなくて。
たとえ、
二度と会えなくても。
二度と連絡を取らなくても。
それはきっと別れなんかじゃない。


ほんとうの別れは、
「忘れてしまうこと」
なんじゃないかって思うんだ。


・・・・・・。
大切な人との思い出は、
今もあたしの心にしっかりと残っています。

それだけで
本当はもうじゅうぶんなのかもしれない。


理由なんて
本当はどうだってよくて。
ただ、会いたいと思う人がいる。

自分自身に対するその、理由。
会いたいと思う人に対するその、理由。

会いたいと思う、理由。

理由なんて・・・
そう思いながらも
彼とあたしの間に流れた時間を考えると。
臆病なあたしは、
つい、理由を探したくなるんだ。


本当は。
自分の中で、
もう答えはでているのに。

恐い。


あたしはいつから
こんなにも臆病になって。
そして、
人に対して心を閉ざすようになったんだろう。

「愛されない」と言う不安。

「受け入れられない」と言う不安。


誰か助けて。
そう叫びながらも、
誰にも見せられない自分自身の弱さ。

これを悪循環と言うのだろうか。


「会いたいから」

それが、彼に会う理由。
本当はそれで十分なのに。

前に、進みたい。


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